本新学術領域研究では、公募研究を募集いたします。皆様のご応募をお待ちしております。
1.応募方法
応募の詳細および書類につきましては、文部科学省科学研究費補助金のホームページをご参照ください。
平成23年度科学研究費補助金「新学術領域研究(研究領域提案型)」(公募研究)の公募について
http://www.mext.go.jp/a_menu/shinkou/hojyo/1296934.htm
2.締め切り
文部科学省の締め切りは平成22年11月10日(水曜日)午後4時30分(期限厳守)ですが、各研究機関の締め切りはそれよりも早くなると思われます。
応募される方は、所属研究機関における締め切りをお確かめ下さい。
3.募集要項
近年の重い電子系研究では、f電子のスピン自由度が主要な役割を果たしていた従来の理解を越えて、スピンと軌道が複合化した多極子や非調和格子振動(ラットリング)などの新しい自由度の重要性が認識されつつある。加えて、重い電子系超伝導体ファミリーの急速な拡大に伴い、重い電子およびその秩序状態の観測手段も格段に進歩しており、重い電子系研究は新たな発展期を迎えている。
本領域では、以下の4つの研究項目を設定し、項目間の緊密な連携のもとに重い電子系研究を推進する。研究項目A01では重い電子系物質の純良単結晶を育成するとともに、ドハース・ファンアルフェン測定や光電子分光を用いてフェルミ面と電子構造を明らかにする。研究項目A02ではラットリング物質を探索・開発するとともに、ラットリングに由来する新しい物性の発現機構を研究する。研究項目A03では新奇超伝導相の探索と解明、および多極子自由度に由来する秩序と揺らぎの研究を行う。研究項目A04ではf電子の多自由度に創出する量子現象の理論的研究を通して、磁性と超伝導に関する新概念を創出する。
このため、下記の研究項目について、「計画研究」により重点的に研究を推進するとともに、これらに関連する2年間の独創的な研究を公募する。1年間の研究は公募の対象としない。なお、研究分担者を置くことはできない。
公募研究の採択目安件数は、単年度当たり(1年間)の応募額400万円を上限とする実験的研究を15件程度、100万円を上限とする理論的研究を5件程度予定している。特に、比較的若い世代の研究者の新しい着想による提案を期待する。複数の項目にまたがる研究の場合は、もっとも関係が深い研究項目を選ぶこととし、たとえば、理論研究をA04以外に応募してもよい。
(研究項目)
A01 重い電子系の物質開発とフェルミオロジー
A02 ラットリングがもたらす新しい物性と物質開発
A03 重い電子系の新奇凝縮相の発見と解明
A04 重い電子系の理論
4.公募研究に関するよくある質問と答え
Q1.研究分担者を加えることはできますか。
A1.できません。代表者1名のみによる研究です。
Q2.連携研究者を加えることはできますか。
A2.できます。ただし、連携研究者には分担金を渡すことはできませんので、ご注意ください。連携研究者の旅費等の必要経費については、代表者が負担することになります。
Q3.計画研究の連携研究者が公募研究に応募することはできますか。
A3.制度上は可能です。ただし、該当する方が応募を検討されている場合は、ただちに、領域代表、計画研究代表、領域事務担当にご連絡ください。
Q4.計画研究の研究分担者を公募研究の連携研究者に加えることはできますか。
A4. 制度上は可能です。ただし、該当する場合は、必ず応募前に、領域代表、計画研究代表、領域事務担当にご連絡ください。
5.公募全般に関する問い合わせ先
新学術領域研究「重い電子系の形成と秩序化」事務担当
堀田貴嗣